- 純粋理性批判
- じゅんすいりせいひはん【純粋理性批判】〔原題 (ドイツ) Kritik der reinen Vernunft〕カントの主著の一。 1781年刊。 先天的総合判断はいかにして可能かという問いに対し, 感性の先天的形式(時間・空間)と悟性の形式である範疇が総合されてはじめて確実な認識が得られるとする。 また, 経験を離れた物自体を問題とする限り, 理性は二律背反に陥るとして理論理性の限界づけ(=批判)を行い, 「実践理性批判」に至る道を準備。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.